クロガネの池沢春人がジャンプに帰ってきた!『ものの歩』新連載!
少年ジャンプで新連載の将棋漫画『ものの歩』が始まりました。
作者は前作品もジャンプで連載していた『クロガネ』の池沢春人先生。
池沢春人先生の黒歴史
池沢春人といえばなにが有名かって以前にtwitterで語っていた痛い発言の数々。
当時の経緯は詳しくは知らないですけど、少し「池沢春人」で検索すれば色々と出てきます。
まー内容としては同じジャンプ作家の先輩たちの作品をけなしたりする発言が多く、自意識過剰で自分はかなりの天才だと思っていて、前作品のクロガネについても素晴らしい作品が出来上がった的な発言とか。
2chのなんJ的なネタで池沢春人の発言で打線を組んでみた。みたいな奴を発見したので転載すると
1(遊)今週の斬の人の読みきりはネタだから!絶対ネタだから!
2(右) 「あの斬の人が漫画を載せる」→いいネタ
3(二)I’sは読んでるのバレたらいじめられるレベル
4(三)ジャンプの印刷のひどさは密度をだすためにわざとやってるんです!ブリーチなんとかって漫画とか!
5(一)めだかボックスなんかよりは何十倍も面白いって言われた
6(左)今の子供はたぶんToLOVEる読んでるのバレていじめられたはず
7(捕)リボーン終われ!!
8(中)俺が新妻エイジならリボーン終わらすわ
9(投)先発 多分デビューしても連載もっても自分の中じゃ予定通り
中継 将来の成功を確信しすぎてて、賞もらったとか新人賞とったとか、予定通りすぎて別に喜べない
抑え まじ弁解オンラインだわ。ネットって大変。
と、まー本当に痛い発言が多いですね。
自分が天才だと思っちゃうのは痛いで済むけど、他の作家さんやその作家さんの作品を貶したりするのは良くないなぁと思います。
やっぱ貶すのはこのブログみたいに外野から言うのが一番!
と、いうか本人に堂々と言えるような発言なら良いですけど、twitterだかでこっそり発言していた内容が掘り起こされてこういう感じで一覧にされると凄く辱めを受けますよね。
プロ棋士の橋本崇載八段が監修
そんなこんなで作品よりも自分自身の方が有名になってしまった池沢春人先生の新連載が将棋を題材にした漫画であり、なんと監修には橋本崇載棋士がついています。
橋本崇載といえばその風貌や発言、行動などから将棋界ではハッシーなんて愛称で親しまれている有名な棋士です。
この頭の悪そうなふざけた見た目とは裏腹に実力は超一流で、間違いなく天才棋士ですね。
この見た目や行動もどこかで聞いた話では少しでも将棋を広めて一般の方々に知ってもらう為にやっているというのを聞きました。
事実かは知らんですけど、まー結果としてこの人は将棋界の中でも認知度は高いですし、将棋を注目させることには成功していると思うので素晴らしいことですね。
最近では将棋のルール上反則手となる二歩を打って反則負けになるなどプロらしからぬ事態を起こしましたが、それもかなり話題になりましたし、まープロとしては意味わからん負け方ですけど結果として良かったんじゃないでしょうか。
内容は…。
非常に前置きが長くなりましたが、さて今回の『ものの歩』
主人公は将棋素人の高校男子の信歩(しのぶ)くん。
彼は昔からとても要領が悪く、ひとつのことに集中してしまい色々なことにつまずきがち。
そんな彼は手違いで次代のプロ棋士を目指す高校生たちが集まっている学生寮に入ってしまう。
そんでそこの寮長に将棋のルールをちょこっと聞くと、すぐに将棋の駒の動き方などを理解し、詰め将棋をあっという間に解いていく。
かなりの難問の詰め将棋問題にも難なくクリアし、信歩もプロ棋士を目指すことに!
ってとこで1話は終わるんですが、つまんなそーだなぁ…。
最近のジャンプ漫画、というか少年漫画にありがちだけど、なんで無駄な主人公のコンプレックス設定を追加するんだろうか。
今回のも要領が悪いとかそういうのなくて良いのに。
どーせすぐそんな設定関係なしに次々とライバルを倒すんだからさ。
というか1話の時点で
とか言ってるのに、すぐに
と、将棋の才能を惜しみなく発揮。
数ページ前で才能なきゃ努力は無駄だったのか…と問いかけてるけど、今後すぐに同僚の仲間たちが今まで必死にやってきた努力を嘲笑うかのように、将棋の才能でぐんぐんと力をつけていくんでしょうね。
まー実際ジャンプだし、どこまで将棋で話が進んでいくのか…。
すぐに能力バトル化しそうだけど、この感じならそっちの方が面白そうか。
1話の時点で「一点集中型の思考力」を「トンネルマインダー」と読ませてるあたり、必殺技とか叫びながら将棋打っていきそうですよね。
まー絵は綺麗なんでそっち方面で将棋スタンドバトルとかやれば読みたいかな。
いやどっちにしろやっぱ読まねーか。
或るアホウの一生
ちなみに、同じく橋本崇載八段が監修している将棋漫画が小学館から出ている「ヒバナ」にて連載中の『或るアホウの一生』です。
作者はトウテムポール先生。
こっちは試し読みで1話しか読んでませんが、圧倒的にこっちの方が面白いし惹きこまれます。
こちらから1話試し読みできます。
まーどちらも1話なんで将棋要素は凄く低いしこんなんで優劣つけてちゃしょーがないんですが、これに比べるとやっぱこの『ものの歩』はつまんねーなぁと感じますね。
どちらも人気漫画になれば言うことないですけど、この『ものの歩』は作者の素行も悪いことからアンチも大量にいるみたいですし、いつ打ち切られるかって感じじゃないかと思います。
でも次号のジャンプでもセンターカラーで25ページらしいので、一応編集から推されてはいるんですかね。
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