日常系マンガの新鋭『くまみこ1～4巻』 吉元 ますめ (著)

最近、日常系マンガが人気になりやすく、大して面白くなくても日常系で可愛い女の子出しとけばそれなりに売れる漫画になる風潮に嫌気がさしてます。

そんな日常系マンガの中でまーた可愛い女の子をメインにした『くまみこ』

主人公はど田舎で巫女をやってる中学生の「まち」。

もうさ…巫女だとか中学生だとか萌え要素入れとけばなんでも良いってもんじゃないんだよ糞が…

なんて思ってたら全然違った！！

まちと一緒に生活しているのは人間の言葉は話せる熊の「ナツ」。

で、このまちとナツと村のみんなで繰り広げる日常系マンガであり、まあ当然萌え的な要素でも多少は売りにしてるんだろうけど、まちよりも熊のナツの方に萌えるぐらい二人のやり取りがテンポよく、読んでいて常にニヤニヤしてしまう感じ。

”田舎”っていう舞台を上手く利用して完全に田舎っぺで家電も上手く扱えないまちと、最新機器も上手に扱うナツと村の人々。

大体1話か2話で完結する話で特に何も起きず、平和な田舎のやりとりが繰り広げられるのが本当に楽しい。

最近の日常系マンガの中では一番好きかも！
ちなみにこれ以外では「それ街」とかも好きです。

って思ってたんだけど、3巻、4巻に来て早くもネタ切れな感じで、新キャラ出てきたり長編に突入したりとほんとがっかり。

まあ長編と言っても別に大したことなくてしっかりギャグの範囲での長編ではあるんだけどそれにしてもなげーし、その長編のまま5巻に突入するっぽいし、まじでイラつく。

頼むからネタ切れせず小さい規模でわちゃわちゃやってくれ！
新キャラ出しても良いけどそいつが出すぎると飽きるんだよ！
この漫画の良さというかテーマはブレないでくれと願うばかり。

くまみこ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

posted with ヨメレバ

吉元 ますめ メディアファクトリー 2013-10-23

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